2010年4月9日金曜日

変化への対応とは

皆さん、矢萩節です。

3月31日付けの日経新聞にある企業の全面広告が載っておりました。

『120年間、おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。』という文言が上段に記載され、

多分工場で働いている人達だと思いますが、全員が作業着姿で、とある商品を製造していた機械に深々と頭を垂れているのです。

その情景は誰が見ても心を打つような広告なのです。

その企業はTOSHIBA。

撮影場所は東芝ライテック(株)鹿沼工場、白熱電球製造ライン

ここまで述べると皆様方も多分想像がつくと思いますが、

その答は広告の下段に書かれていたのです。

『2010年3月、東芝は一般白熱電球の製造を中止いたしました。
今後はLED電球で皆様を照らしていきます。』

~白熱電球を日本で初めてつくった会社として、どこよりも早く新しいあかりへと切り替えていく決意を示すことが、大切だと思ったのです~

とある。

ある雑誌に『老舗企業とはその時々の時代や環境にあわせて、変えなくてはいけないものは、スムーズに変え、理念など変えてはいけないことは絶対に変えない。だから何百年も存続していられるのだ。よって老舗企業とは変化し続けている企業である』と書いてありました。

『変化(進化)していくものが、最も最強』だというダーウィンの説もご存知だと思いますが、

まさに今回の東芝はその典型ではないでしょうか。

早く、このような企業になりたいものです。

1 件のコメント:

いしけん さんのコメント...

全く同感です。
自分の役割と位置づけを
しっかりと認識した上で
行動をしなければダメですね!