2008年12月5日金曜日

メルマガより

皆さん、矢萩節です。
本日は武沢信行氏のメルマガである「頑張れ社長!今日のポイント」をコピペにてご紹介します。
社長、経営者以外の皆さんも是非読んで下さい!!

経営者用メールマガジン  『がんばれ社長!今日のポイント』
作者: 武沢 信行  
『強くなろう』
●外資企業の日本法人が千人規模のリストラを発表した。
「このままだと死者も出かねない」と窮状を訴える労組幹部。不況が来たら社員を大量解雇し、好況がきたら大量採用するという脱着自在の人事に疑問を感じる。
安易なリストラをしない多くの日本企業を見習ってほしいものである。
●学習しない会社は同じことをくり返す。反対に、学習する会社は危機を乗りこえるたびに強くなる。
何度も倒産しそうになりながらそれを乗り切り、その都度学習していくわけだから、本やセミナーでは学べない貴重な経験知が経営陣や社員に蓄積されていくのだ。
●前年比で3割以上伸びているというユニクロに代表されるように、
「おかげさまで当社は絶好調です」という会社はたくさんある。
大企業がリストラしているから優秀な人材がどんどん採れる。人を選べるようになった、と語るのは中小企業のA警備保障のA社長。
●A社はブランド店の店頭や店内を警備したり、ショッピングモール内やイベント会場、人気観光スポットなどを警備する。
"それなり"の人材でないと務まらない警備だが、"それなり以上"の人が応募してくれるので粗利率を高く設定することができるようになってきた。業績は今、絶好調だという。
●不況で売れる商品のひとつに開運グッズがある。
今年の浅草酉の市(とりのいち)でも熊手が飛ぶように売れていた。
特に人気職人が作った熊手は三の酉の午後には完売して、早々と店じまいしていたほどだ。
●「不況だから仕事が減る」というのは普通の会社の話であって、普通でない会社は今、このご時世でありながら会社を伸ばしているのだ。
めざすのは普通じゃない会社。普通じゃないビジネスである。
世間が不況だからこそ当社が注目されるという構図を早急に作っていこう。
●志ある社長が今、言ってはならない言葉がある。社長がやってはならないことがある。社長が思ってはならないことがある。
それは悲観的になることだ。
同時に、根拠もなく楽観的になることも良くない。
●それが事実ならば、現在おかれている状況については悲観的であっても構わないが、来年以降の見通しについては希望に満ちあふれていなければならない。
そのような根拠や材料を今からたくさん仕込んでいこう。
●まず伸びている会社やお店をリストアップしよう。新聞や雑誌、友人に聞くなどして、今伸ばしている企業・店舗・商品のリストを作るのだ。
そのあと、それぞれの企業・店舗・商品が今、なぜ伸びていると思うか、「理由」を書こう。社員と一緒にこの作業をやっても構わない。
●次に、その「理由」欄の右側に、「その理由を我が社に当てはめるとどうなるか」という欄を設け、それも考えて埋めていこう。
この作業の結果出てくるアイデアは、今までとはまったく違うものになるはずだ。
自分の思いや都合だけで考えていると、いつもいつも同じ発想しか出てこない。今大切なことはブレイクスルーだ。視点をガラリと変えてみることである。
●不況のたびに強くなる会社とは、ピンチのときにこうした根本的な問いかけをしている会社である。リストラと経費削減に汲汲としているようでは普通の域を脱しない。
今ほど社長の頭脳とスピリッツが問われる時代はない。
おもしろい時代がやってきたものだと思う。

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