2008年10月30日木曜日

ビジョン経営とは・・・③

皆さん、おはようございます。
ここ数日間はすっかりと冷え込んでいる札幌です。
ほとんど乗ってないバイクはそろそろお蔵入りです。
さてビジョン経営とは・・・でブログを書いてきましたが、
よく分からなくなって来たので今回で止めにします。
最後にビジネス書不朽の名著と云われている「ビジョナリーカンパニー」より抜粋。

・基本理念は「つくりあげる」ことも「設定する」こともできない。基本理念は「見つけ出す」しかない。
内側を見つめることによって、見つけ出すのである。

・基本理念は本物でなければならない。理念を模造することはできない。

・基本理念を文章にする作業には会社の精神を代表する人達を選らぶべき。
そして基本理念が固まれば、理念以外の点はどんな点でも自由に変えられると考えるべき。(今までの企業文化、いままでのやり方・仕方等)

最も重要な点は

・基本理念を維持し、進歩を促す方向で、組織に一貫性を持たせることである。
一貫性が大切であることを無視するのは、経営者や経営幹部が陥りやすい誤りの中でも飛び抜けて手痛いものだである

最後にビジョナリー・カンパニーを築くために

・代表者を社外の会議に招集して基本理念を文章にし、将来の為の進歩のビジョンを決めたのなら、
会社に戻るにあたって、組織に一貫性を持たせるための具体的な改革を少なくとも5~6点は用意すべきだ。
基本理念を維持し、進歩を促すために、組織に何を加えればいいのか
そして、同様に重要な点として、
基本理念からの乖離をもたらしたり、進歩を妨げたりする矛盾をなくすために組織の何をなくすべきなのか

*一貫性を達成する作業が終わりのない過程であることを忘れてはならない
*矛盾はガン細胞のようなもので、組織全体に広がらないうちに、なるべく早く切除すべきである
森哲グループも企業理念【森哲グループ憲章】を制定して半年が経ちました。
毎朝一つ一つの項目について意見を述べ合う朝礼も欠かさずやってはおりますが、
浸透するにはまだまだ時間がかかるし、矛盾が出てきたら直ぐに変えていかなければないけません。
今回下期体制に付いてはその矛盾をなくすための一つの手段と捉えて欲しいものです

0 件のコメント: