2008年9月7日日曜日

運命と立命~安岡正篤

皆さん本日は栃木県にてブログを更新している矢萩節です。
昨日土曜日より今年からお世話になっている小山のS社を訪問してきました。
設備の立派さ、社員さん達の礼儀の良さ、北海道出身のO社長のしっかりとしたビジョン、どれを取っても素晴らしいお取組み先です。
今年は序の口のお付き合いでしたが、来年はガップリとお取組みを御願いしてきました。

さて今回の題名ですが非常に堅苦しいものですが、お付き合い下さい。
月刊誌致知10月号の中にあったある不動産会社の広告が目に付き、皆様に御知らせしたいのです。
安岡正篤(まさひろ)
東洋政治哲学・人間学の権威であり、陽明学者として広く政財界のリーダーを育成した師。
現在の元号である「平成」の考案者としても知られています。
師は、日本の精神を形成する東洋思想の真髄を明らかにし、
知識主義を第二の学問とした上で、人間として在るべき根本の精神を修養すること、
これを第一の学問として教化に務められました。

運命と立命は中国古典に書かれている逸話に基づく思想で、
師の真骨頂ともいえます。
その要諦こそ、
「運命とは宿命にあらず、我より立つる立命でなければならない」という教えです。
どんな人にも必ず運命はあります。
人が与えられた運命に埋没して流され、翻弄される生き方が宿命であるならば、
自らの使命を自覚し、その使命を全うするため自らの手で運命を力強く変えていこうとする積極的な生き方、それが立命です。
人は、自らの純粋で美しい意思の力によって、いかようにも運命を好転させ、
切り開くことができる【矢萩節これを御知らせしたかった
ことを説かれているのです。
本日は御堅い話で失礼しました^^

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