2008年7月23日水曜日

長老智慧より

皆さん、梅雨がないと言われている北海道なのですが、ここ数日梅雨模様が続いており多少気が重い矢萩節です。本日は週刊東洋経済からのコラムを御紹介致します。コラム名は長老智慧。今回はキリンホールディングス名誉相談役佐藤安弘氏の「組織に対して忠実であれ、私心ない人物は信頼できる」という内容。佐藤氏が人を見るときに重視していたのが上記の2点。利己心がなく、他のメンバーや組織にどう貢献できるかを考える。私心なく全体の利益を考えられる人物は信用できると断言しております。社内改革を断行した時にも、組織にとってベストの選択は誰か、その人物は最大限の貢献をしてくれるかを重視した人選を行ったとのこと。そして結果として彼らは十分な働きをしてくれたそうです。
古い考えかもしれないが、組織に尽くす会社人間もそれでよいじゃないか、と思っていると。
最後に「一人は万人のために、万人は一人のために」の精神が、組織をうまく機能するためのポイントであると結んであった。矢萩節も全く同感です。ただ佐藤氏は社員が何万人もいる組織を束ね、活性化させている。その反対に矢萩節は情けないことに数十人の組織でさえ満足に結束させ、活性化できていない。
「組織は社長の器以上には大きくならない」その言葉を朝から実感した矢萩節なのでした。

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