2008年7月2日水曜日

バカ社長論より

皆さん、本日は矢萩節が先週読んだバカ社長論という本の中からコメントします。この本、移動中の時間潰しのために伊丹空港で買ったもので、結構読み易いものです。まして題名がバカ社長論ときてますので矢萩節の目に留まらぬ訳はございません。だって矢萩節=真のバカ社長。真のバカ社長だからお勉強が必要なんですね。さて余談はこのくらいにして本題に入りましょう。
「革新より改良」で打率を上げるという項目があり、そこに19世紀末の創業である老舗花王の後藤卓也会長のお話が出ておりました。新しい事業展開のための研究開発部門を持ってはいる花王ではあるが、「革新より改良だ」と。消費者の声を聞きながら、社員みんなの力で改良を重ねて付加価値を高め、ロングセラー商品を作る。商品開発は、今ある商売の延長線上で考えるほうが効率的だと。既存市場で生き残っていくには「革新よりも改良」という姿勢のほうが打率は上がるとありました。この言葉はダーウィンが進化論で述べたことと合致する言葉だと矢萩節は感じております。
【生き残れるものは最も強いものでも、最も賢いものでもなく変化できるものだ】

逆にバカ社長は「うちの商売では、らちが明かないから、まったく違うビジネスを考えよう」という発想になり自分の会社がイヤだから逃げたいという心理が働いていることであり、成功はできないと。
矢萩節が思うにこういうバカ社長像は本当は頭が良く、賢く、そして強欲な人であると考えます。
弊社グループも一時期方向性を誤ったこともあり、大変困難な時もありました。真のバカ社長である矢萩節ではそんな知恵も工夫も欲もありませんので、本業まっしぐらです。我々は花王のようなメーカーではありませんが青果物の産地開発、商品発掘を深耕し、企業理念である【大地と食卓をつなぐ力】を成し遂げるためにもお客様と産地に喜ばれる仕事を進めて参ります。そしていつかは真のバカを卒業したいものですね^^
*余談ですが、この本名古屋の同志も多分同じ頃に読んでおりました。彼も真の・・社長なので凄く・凄く・凄く勉強しております。彼の姿には本当に敬服致します。友人お許しを^^;

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

取りあえず、半分以上は”バカ社長論”には当てはまらなかったのでホッとしています。(笑)

匿名 さんのコメント...

コメントありがとうね^^
賢い社長はバカ真似が上手です。本当のバカは丸出しですから。