*ためになったり、どきっとしたり^^
【人徳を磨く】
人徳によって得られた財産や名誉は、ひとりでに枝葉が生い茂る野の花のように、大きくなり続ける。
事業の功績によって得られた財産や名誉は、移し替えられたり捨てられたりする鉢植えの花のように、どうなるかは不安定だ。
権力によって得られた財産や名誉は、数日で枯れてしまう花瓶の花のように、かりそめのものにすぎない。(前集59より)
【我を張らない】
利益や欲望を追求するのは、必ずしも悪い事ではない。
それよりも悪いのは、我を張って他人の意見に耳を貸さないことである。
男女間の愛欲は、必ずしも修養の障害にはならない。それよりも障害になるのは、詳しく知りもしないのに、知ったかぶりをすることである。(前集34より)
【高い目標を持つ】
自分を向上させたいと思えば、人よりも少し高い目標を設定して日々精進することが大切だ。
そうしないと、お互いが同じレベルにとどまってしまい切磋琢磨できない。
これでは、人間的な成長は難しい。(前集43より)
【暇な時でもぼんやり過ごさない】
仕事が暇なときでも、ただぼんやりと過ごすのではなく、仕事の改善点などを考えていれば、突然仕事が忙しくなったときに、考えていたことが役に立つ。
休みのときでも、だらだらと過ごすのではなく、何か学ぶようにすれば、事が起こったときに、身につけていたことが役に立つ。
また、人目につかないところでも、道徳に反しない行動をしていれば、人前に出たときにそれが役に立つ。(前集85より)
最後の止めです!
【酒は潔く切り上げる】
酒宴が大いに盛り上がり、宴たけなわになったころ、さりげなく席を立ち帰っていく人がいるが、その姿はまるで手放しで絶壁の上を歩いているような潔さがあって粋である。
これに対し、すっかり夜も更けているというのに、まだ酒に酔って外をふらふらと歩いているような人がいる。
こういう人は、欲望の世界におぼれているようで、見ていてまったくあきれてしまう。(後集104より)
⇒400年も前に矢萩節の行動を読んで、指摘するとは・・・・
ど~でしたか??皆さんも、心当たりありませんかぁ~??
2 件のコメント:
矢萩節さん,おしゃるとおりです。誠に同感です。まいったね中国人は偉いですね~。
早速アンポンタン、いやマンキンタン、失礼
菜根譚読んでみます。
匿名様
中国4000年以上の歴史は侮れませんね。
現在世界経済をリードしているのは欧米に代わり中国やロシアが台頭してきております。
菜根譚かなり読み易いですので、是非お薦めします。
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