2008年1月31日木曜日

不思議?!


久々の書き込みです。とはいっても矢萩節のようなハイブローなものではありません。でも、今日知り合いから不思議なサイトを紹介されました。サイト=ITなのでIT責任者として皆様に伝える義務があります。これは思い浮かべた数字を当てるという単純なもの、でも、凄く不思議です。

やり方は次の通り
1.二桁の数字を決めます。(例:28)
2.選んだ数字の、それぞれの桁を足し合わせる(例:2+8=10)
3.最初の数字からたした数字を引く(例:28-10=18)
4. http://milaadesign.com/wizardy.html
をクリック。これは英語のサイトです。
5.トップページのStartをクリック。次2枚のNextをクリックすると象形文字と数字の表が出てきます。その中から最後の数字(例:18)の示す記号を見つめていると、あーら不思議、その記号が背景に浮かび上がってくる!

不思議でしょう!MT社員は昼休みに挑戦すること。業務中は遊んではいけません。遊べるのは矢萩節だけ!
(MT-IT)

学びのピラミッド


皆さん、【学びのピラミッド】という言葉聞いた事がありますか?
お恥ずかしながら矢萩は昨日知りました。
それはお昼休みにやることも無く、お取引先が出している会報をぼけ~っと読んでいた中に在ったのです。
簡単に申しますと、
人は
①聞く事では5%
②読む事では10%
③視覚的では20%
④デモンストレーションでは30%
⑤発表する事では50%
⑥実践する事では75%
⑦他者に教える事では90%
覚えている(身に付いている)ということなのです。

と言うことは、
人の話を聞くだけでは、5%しか聞取っていない!
矢萩が毎日励行している読書では、10%しか身に付いていない!
と言えるのです。
ですから
聞いた事・読んだ事・見た事を足しても、僅か35%しかならないのです
自分が話し、言った事を実践し、人に教えることで、
初めて50%⇒90%に到達できるということなのです。
これは決して簡単な事ではありません。
が、まず初歩の聞く事(セミナー等)・読む事(本・新聞等)・見ること(お店・映画・展示会等)から
始めてみませんか!!
きっと・きっと何かを得るはずですよ。

又その会報に何点かの面白いフレーズを見つけましたので、お知らせします。

①今ほど、極めて難しい時はない。今これだけ変貌する世の中にあって過去に依存する、知識に依存するだけではやっていけない時代である。
②現実は、どんなに権力を持っていて、どんなに優秀な人でも世の中を変えることはできない。
がしかし、自分だけは変えることができる
③劇的な変化の時代において、将来を受け継ぐのは学ぶ人達である
上記の3つはダーウィンの進化論に近い話ですね。
⇒【生き残れる物は最も強いものでも、最も賢いものでもなく、変化できるものだ】
④個人が創造性と個性を育む環境をつくること。
そのために使命感と価値観、ビジョンを徹底させ、理解させる。必要な訓練とそのツールを与えて、やるべきことをしてもらう。
⑤よい成果と優れた結果に対する責任を持たせること。それをやった社員に対して必ず認知して表彰する事。
⑥ドラッガー教授曰く、あなたは変化を管理することはできない、その変化の前に行くことはできる、先取りすることはできる。
⑦リーダーたるもの先を行く、まずやる、それがリーダーだ
⑧ガンジー王曰く、あなたの取り組む殆どのことが無意味に思えたとしても、それを取り組むことが重要なのです
⑨与えられた機会、どんな機会であってもベストを尽くす

以上矢萩節なりに抜粋してみました。
是非これからの自分形成の為、ご参考に!

休憩時間の読書も結構いいもんだなぁ~^ ^

2008年1月30日水曜日

困難に立ち向かう気概

皆さん、本日は昨日私が拝聴して来た講演会に付いて、少々?お話をさせて下さい。
主催は札幌商工会議所で、
『困難に立ち向かう気概』~不可能を可能にする企業経営~
と題して著名な2名の講師を招いてのお話でした。

一名の方は、
皆さんもご存知の岡野工業(株)代表社員の岡野雅行氏
もう一方は、
ズームイン!!SUPER解説員の橋本五郎氏

それでは両講師のお話の抜粋をご披露します。

オムロンの要請で【刺しても痛くない注射針】を作って、一躍有名になった町工場の親爺である岡野さんの話はこれで2回目。
だが、聞くたびに勇気と元気を与えられ、
腹を抱えて笑わせてくれる江戸っ子の下町言葉は絶好調!
ポイントは5つ
①人が真似の出来ない物を創るべき
②そうする事によって、価格(値段)は自分が決めれる                    
③頭の良さより、腕の良さ=手に職をつけるべき
④賢い人間になるより、利口な人間になれ、賢いと利口は大きな違いがある
*利口な人間は字の如く、口を利用して世渡りが上手い。
⑤ONとOFFの切り替えが非常に重要
*以前小学生の前で講演を依頼され行ったことがある。5分もしたらあくびをし出すガキ共。
我慢できず、後ろに親達がたくさん聞きに来ているので、即興でかましてやった。
家庭にいる身なり(普段着)・格好のまんま学校に来るから、家庭と学校の区別がつかねんだ!
だから頭の中も、そのまんま気が緩んだ家庭状態で、学校に来てるんだ!っと。
矢萩この⑤に大変感動しました。
拍手喝さいです。

だって、世間一般の市場(仲卸等)を考えて御覧なさい!
茶髪あり、髭面あり、ジーパン、ジャージ、雪駄、サンダル何でもOK印ではありませんか!!
会社に生活の糧を得に行くのに、お客様と対面するのに礼儀も身なりもあったもんじゃねぇ~。
弊社??
弊社はもう既に10年以上も前からネクタイ着用を義務付けているし、制服も一応完備している。
おまけに今回制定?の憲章『社員の皆様への期待』の項で、
【お客様や社員同士のために、身だしなみ、言葉づかい、振る舞いに誇りを持つこと】
と入れちゃいました。
みんな~、ちゃんと守ろうなぁ~!


第2講は読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆である渡邉恒雄の腹心とも言われている
橋本五郎氏からは歴代総理大臣の裏話を面白・可笑しく伝えて頂きました。
特に小泉前首相の話にはビックリ!
小泉内閣の5年5ヶ月に渡る人気の秘密として4つの無いがあったということ。
①変えない(郵政民営化等、同じ事を言い続けた)                                                    ②迷わない(他の選択肢が無いので)
③聞かない(誰に何を言われようが)
④頼まない(=頼まれない)
*小泉さんは、地元に何も頼まないから、地元も何も頼めないので悲惨なもんだと。
やっぱり彼は変人だったとさ!

未来永劫に渡って会社を繁栄・発展させていかなければならない会社経営とは違って、
任期中の人気のみを追求し、常軌を逸した上記の4つを徹底した小泉さん・・・

矢萩節は思います。
今の混沌とした日本の中では、異端児なリーダーがまだまだ必要なのかもしれませんね?!
*講師の写真は札商パンフより引用させて頂きました
















2008年1月29日火曜日

悪巧み?!

皆さん、暴露話です。
26日の方針説明会に富山と長野の仲卸様、
北海道の当麻と名寄のJA様が参加されたことは
既にお伝えをしていたと思います。

それは何故かと申しますと・・・・

富山の大松青果様より26日から28日にかけて弊社への訪問依頼があり、
それに長野の丸勇青果様を同行するとのこと。

希望は弊社がお取組みをさせて頂いている産地をご紹介して欲しいと。
大松様は何度も北海道に来て頂いているのですが、丸勇様は初めて。

こんな真冬に産地を訪問しても何も無い、又基本的に日曜日はJA様はお休み状態。

そこで珍案。

それならば、26日の方針説明会を利用(悪用?)して
お見合いをさせようと画策しちゃいました。

以前にも書かせて頂いたとは思いますが、
我々仲卸業界は産地の商品マーケット(販売先)を真っ先に繋げようとしますが、
そのような仕事は直ぐに壊れます

これは【売る側の思いと、買う側の思いが全く逆】に現れるからです。
結果、元々無い我々の信用は更に失墜!しちゃうのです。

ですから、まず最初にその商品を作っている生産者の皆様、
それを販売(取り纏め)しているJAの皆様との
厚い・熱い信頼関係を築き、その関係構築にしっかりと心血を注がなければ、
この厳しい青果の流通を取り巻く環境の中で、
きちんとした役割を果たすことはできません。

よって今回は、方針説明会と言う武器を悪用して、
各JA様に来て頂き、
そのパターンにまんまと、乗っけちゃったのです。

だって俺、冬道を何百キロも走りたくないし、
日曜日くらいはゆっくりと休みたかったもん・・・・
*12連敗を阻止する、バスケの応援もあったしね。

【社員の皆様】
【遠路遥遥お越し頂いた仲卸の皆様】
【何も知らず呼び出されたJAの皆様】
全く、自分勝手でごめんなさい!

*森哲グループ憲章
自分勝手で作ってしまった力作?のデモ版です。

2008年1月28日月曜日

平成20年度方針説明会

皆さん、先週の土曜日26日に無事、表題にあります方針説明会を終えることができました。
これはひとえに、会社を支えてくれております
グループ社員の皆様方のご支援・ご協力の賜であります。

4時間の長丁場ではありましたが、最後までグループ全役職員達の熱い・熱い会となったのです。








前半の2時間は各グループ会社より方針説明があり、冒頭グループ会長より、歴史を振り返ったお話とこれからのグループの行く末を語って頂きました。


私からは、理念に則った経営方針、並びに理念の

可視化のため理念ボードを披露。

そして森哲グループ憲章の発表を行いました。

このグループ憲章は胸ポケットや手帳に入る程度の大きさで、全社員が常時携帯しておくことができるものです。
判断に悩んだ時、物事を進める時等に、
ちょっと目にして欲しい事を書いております。
簡単にご紹介しますと、

①グループ理念
②グループ使命
③グループの目指すもの
④グループのお約束
(お取引先様・生産者様・社会)
⑤グループの姿勢
⑥社員の皆様への期待
⑦行動のチェックポイント
⑧社員の皆様へのお約束
(会社より)
の8項目からなっており、
最後に宣誓書

【私は森哲グループ憲章を理解し、企業理念の実現に向け行動していくことを誓います】


を付け加えております。


この憲章は社員を決して拘束する物では無く、社員の進むべき道を標しているものなのです。
営業結果(売上げ・利益)だけで社員を導くのではなく、
目には見えない心の繋がりも重要視する会社を創り上げるために。




さて、後半戦は新年会を兼ねた懇親会です。



スタートは今回出席が出来なかった来賓の皆様方からのビデオレターといういかした演出です。

レラカムイ北海道のオーナーの水澤社長様

当麻町の菊川町長様

JA当麻の川上組合長様

ビデオでのご挨拶、誠にありがとうございました。

全社員、大感激であります。


途中ビンゴあり、抽選会あり、カラオケタイムありで、最後の最後に管理部A課長&マーケ部S主任2名で、サライの熱唱で熱傷です。

57名の出席者が自然発生的にテーブルごとに輪を作り、

57人が6つになり

その6つの輪が最後には

つの大輪(和)になったのです

【みんなの気持ちも身体も一つになった瞬間です】

多分47年の社歴の中にも、このような事は記憶にないと思います。



本当に全グループ社員の皆様、感動を与えてくれてありがとう!


最高のフィナーレでした。

2008年1月26日土曜日

号外

皆さん、本日札幌はまたまた大雪に見舞われております。



元旦まで雪が全く無かったのが嘘のように、ず~っと降り続いて


おります。

これで昨年以上の降雪量になってしまいました。

本日は夕方より方針説明会があるため、ブログの更新をする予定ではなかったのですが、


嬉しい便りが舞い込んできましたので、御知らせ致します。

それは、1月19日~20日と弊社を訪問して頂いた会社である、

タカサカ青果の社長様よりそのお礼のお手紙と、

社長様が以前に読んで感動した本を、何と・何と5冊も謹呈して下さったのです。




「社員の皆様で読んで欲しい」、「お客様に進呈して欲しい」

のコメントまで付け加えて。

嬉しいではありませんか!!

これが本当のホスピタリティなんです。

社長、本当にありがと~う!

書籍購入代金ピンチだったので、

本当の意味で助かった~

2008年1月25日金曜日

方針説明会

皆さん、明日の26日は
【森哲グループ平成20年度方針説明会】の日です。

グループ役職員一同が揃い、二時間の方針説明&二時間の懇
親会(新年会を兼ねて)が予定されております。

今年は来賓も3社4名、2JA3名をお迎えし、グループの方針を共有して頂きます。

そのことが取引から取組み、そして協働(同)へと繋がるからです。

一昔の考えを持っている人ならば、「何で他人に、それも自社の機密を話すのか」、となりますが、

弊社グループに隠し事は全くありません。

逆に弱み、強みを理解して頂き、お互いが共存できる知恵を結集したいからです。

方針説明の中心は会長、社長からではなく、各部門長よりの発表が中心となります。

発表の中身は、会社理念に則って各部が何を具体的に行動するかと云う事のみです

例えばお取引先様とのお約束を守るには・・・・をするとか、

社会へのお約束を守るには・・・・をするとかです。

理念をしっかりと理解し、それに基づいて営業活動をすれば必ず結果はついてきます。

矢萩、「理念では飯は食えねぇよ!」「奇麗事ばっか、言ってるんじゃねぇ」

という人達はたくさんいますが、私はそう思いません。

それが正しい道だと信じております。

この模様につきましては、来週早々にもアップ致します。

*最後に一言

この準備を一生懸命にして頂いている社員の皆様、本当にご苦労様です。

    仕事もこれくらい一生懸命だったらもっといいのにね?!


2008年1月24日木曜日

会社の品格


皆さん、昨日23日はお休みだったので【会社の品格】を買って読んでみました。
品格の無い矢萩に一番似合う本だと、外野からかなり言われていたので、それに反発し挑戦したのでした。
社員を大切にしない会社は必ず滅ぶ。

という帯が付いており、日頃ES(従業員満足)を盛んに吼えている私にとって、興味をそそるものでした。

内容は★三つでしたが、幾つかポイントを整理して、ご披露したいと思います。

①人財流失や人財不足の時代にあって、選んでもらえない会社に未来はない

②組織の品格を見極めるには、儲けなど、数字で表される指標以外の使命や目標が共有されているか

③ニーズが多様化している中で、誰に何を伝えるのか、というメッセージが社員と共有され、社員の共感を生んでいるのか。
それはマーケットと対峙する社員が共有、共感をしていない状況では、マーケットからの共感も得られない

④社員のモチベーショが多様化している現在、金銭報酬以外の共感を持てるものがあるか

例えば仕事内容が面白い・会社の気質、風土が合う・理念に共感できる・知名度の高さがある等

⑤上司の品格を見極めるには、上司が生み出す
コミュニケーションという無尽蔵の報酬を如何に社員に対して創り出せるか

⑥仕事の品格を見極めるには、モノや設備などのハードが価値を生む時代から、ソフトやサービスが価値を生む時代に完全に変わってきている。
それ故、人的資産の重要性が高まり、社員一人一人の
クリエイティビティやホスピタリティの違いが事業の優劣に大きな影響を与えることを理解しているのか。

そして最後に

⑦経営者の品格を見極めるには、経営者こそ【社会人】の自覚を絶対に持つ必要があるということ。
会社の代表者に社会人の自覚、社会人のまっとうなスタンスがなければ、間違いなく会社は社会と乖離し、歪んでいくことになる。

⑧サラリーマン経営者の場合、何より注意しなければならないのは、【過剰適応】の危険。
そのものが持つ固有の特性に過剰に適応してしまうと、外部から見れば明らかにおかしいことなのに、その異常さに気づくことができなくなる。
外部から見れば自身を考えられないほどの危険にさらしている。

*まさに、矢萩自身そのもを鋭く指摘されているようで、反省・反省・反省

⑨創業経営者の場合、何よりワンマンの危険をはらんでいる。創業者(世襲)で株主でもある場合、創業者=会社そのもの。結果として、独裁的・独善的なり、暴走していくリスクをはらむ。
それが社会規範とズレると、会社の品格を大きく損ない、サラリーマン経営者よりも、はるかに大きなリスクを背負う。
*弊社グループの過去であり、我々の業界そのもの

⑩単に会社が幾ら儲けた、儲けていないということだけではなく、何を共感の軸としながら顧客やマーケットと向き合っているのか
儲け以外、給料以外のどんな軸で社員と結びついているのか
こういった指標が、可視化、数値化できる時代が待たれている。

と結んであった。

ざっくり10項目にして要点をまとめてみたが、経営陣を筆頭に社員も含め、

一人一人の自己の品格を持ってこそ、会社の品格にも繋がるということが、如実に理解させられた本であり、この品格の無い俺の後頭部を、打ちのめしたものであったのは間違いない!

が、恨むぜ、オヤジ~

もっと坊ちゃんに育ててくれれば、こんなことには・・・・

最後に

当事者意識が欠落している現在、会社で問題が起こっても、「経営者が悪い」「上司が悪い」「人事が悪い」・・・・と誰かの責任にしたところで、何も前には進まない。

よって社員自身による統制で【会社の品格】を守って欲しいとありました。

社員の皆さん、宜しくね!






2008年1月22日火曜日

「わけあり商品」人気です

皆さん、本日のお題は【北海道新聞1月21日の朝刊】よりの見出しです。

安さの秘密「隠さず安心」

スーパー、ネット 繁盛とあります。


衣類などで定着しているアウトレットが食分野へ広がりを見せているとの事。


割安感だけではなく、食品偽装が相次ぐ中、低価格の理由を隠さない「正直路線」が


消費者の心をつかんでいるようだと、書いてある。


更に記事は、函館大学准教授の「消費者は食の安全に過敏になっているが、詳細に情報開示して信頼を得れば食のアウトレットは立派な商売になる」というコメントを掲載、


食品メーカーのミツカンが全国の主婦約460人を対象に行った調査で、賞味期限や消費期限について「多少過ぎても食べる」人が79%に達したとも、書いてあった。


又別のページでは、

昨年の自主回収 過去最多756件の見出しで



食の安全 線引きどこにという記事がある。


矢萩節は、この2つの記事で何を言いたいのかといえば、


消費者が持つ、食の安全・安心の相反する二面性に驚きを隠せないでいる。


片っ方は、期限間近な物が人気があり、期限過ぎても食べると云うアンケートが掲載され、



もう片っ方は、賞味期限の誤表示などの理由で、自主回収に企業が走り、回収した食品のうち、約4割が「健康に影響がないもの」とあるのだ。


そして消費者が求めている以上の食品廃棄が行われている可能性があるとも報じているのだ。


安全・安心というキーワードで企業を必要以上に攻め立てる消費者】


正直というキーワードでわけあり食品に群がる消費者】


どちらの消費者も同じ人物かもしれない、恐ろしさがそこにある・・・・















有訓無訓

皆さん、昨日も手抜きの為アップせず、一日一杯絶不調でした。
が、夜の会食時には、絶好調!

完璧に5時から男の典型的な人生を送っている私です。

さて本日のお題の有訓無訓はご存知の方もいらっしゃると思いますが、

日経ビジネスに連載されているコラムの一つです。

今回はそこからの記事を抜粋して皆様方に御知らせしたいと思います。

食の偽装は経営

問題

仕組みの不在に

原因

と題して、大林ドトール・日レスホールディングス会長の記事が出ており、

外食産業で相次いで期限切れの食材を使用してきた問題が発覚していると。

それは会社が大きくなるという一番のリスクヘッジがされていないからだと。

お店の数が少なくて経営者の目が届いているうちは、大きな問題は起きない。

ある規模までは優秀な人に任せれば会社は上手くいく。

大手小売業の経営が相次いで行き詰まったのも、会社が大きくなるリスクに十分な対応が取られていなかったからだと。

そして、店の営業成績が振るわないのは店長など店舗のスタッフのせいではない。

赤字は、出店や業態を決めた本部の戦略部門の失敗であり、トップの失敗だと。

最後に、成功より失敗しないことを第一に考えるのが、私の経営だと締めくくっておりました。

矢萩は森哲&森哲グループの過去の歴史を振り返ってみました。

弊社グループが、100億という壁を越えた後、

一時期行き詰まったのも、総てご指摘の通りだったのです。

これは大手小売業、外食産業だけではなく、我々の青果物流通業にだって当てはまる事なのです。

矢萩節ブログを読んで頂いている皆様、是非自分の会社を今一度、振り返って見てください。

早くしないと、取り返しの付かない事になってしまいますよ!

きっと弊社と同じ過ちを起こしますよ!

経験者の言葉を信じて下さい

*今回の日経ビジネスはどの記事見ても、大変勉強になります。

特に矢萩節で前回掲載した松下の社名変更に付いて、緊急特集が組まれております。

2008年1月20日日曜日

旭川滞在日記~その2

皆様、本日は昨日に引き続き、旭川滞在日記第二弾をご報告致します。

まず朝一番に驚かされた事は、何と19日の旭川の最低気温が今期最高(最低?)記録の
-25度Cだったんです。マイナスですよ!

そして最高気温が-10度C。って事は一日中冷凍庫の中と一緒??

でもこの身も凍る寒さは、まもなく私を、熱い・熱いものにしてくれたのでした。

それは,我々森哲グループとJA当麻様・札幌丸果様のコラボで何ヶ月もかけて準備してきた

プロバスケットの公式戦である
【JA当麻プレゼンツ~でんすけカップ】
が無事、旭川で開催されたからなのです。

弊社グループ&丸果様より15人の小応援団、JA当麻様より100人を超える大応援団で、

会場は試合開始前から熱気の嵐・嵐・嵐。







JA当麻様の宣伝ブースも設置され、

300人の来場者にお米・トマトジュース・でんすけゼリーの大盤振る舞い。




始球式は川上組合長様がでんすけボールを使った、洒落た演出。










そして本番の試合は、レラカムイの攻守がさえ、8連敗を忘れさせるほどの勢いで、

何と・何と第4クオーター0.8秒前まで、78対78の同点

応援団のボルテージは最高潮となり、矢萩の脈拍は推定200異常(あえてこの字で)

しかし、勝負の神様は我々レラカムイ北海道に更なる試練をお与えになりました。



結果ですか?

残念ながら、負けてしまったのです。

0.8秒で何故?

反則を取られて、フリースロー2本きっちりと決められてしまったのです。

勝負は勝たなければいけません。

しかし、今回の敗北は以前までの負け方とは全く違う負け方だったのです。

応援団も納得のいく負け方だったもので、その後の反省会、2次会、3次会と大盛り上がり!

そして最後に全員で来年のリベンジを固く誓ったのでした。

最後に、気なる事が一点ありましたので、お伝えします。

それは、1次会のホテルでの会食場所入り口に行灯が置いてあり、
その文言が何と【レラカムイ北海道、応援の反省会場所】と書いてあったのです。

参加された皆さんは多分、気が付かなかったと思いますが・・・。

普通は【レラカムイ北海道、祝勝会場所】と書かなくてはいけないものを

結果を知らずして?反省会に。

オイ、この行灯の文言を指示した奴、先読みしすぎだ

でも、あってたよ!




*今回は大変ありがたい事に、弊社グループのお取組み先様である愛知県の高坂青果様の高坂常務様、営業の竹市様のお二人がレラカムイ側で応援して頂きました。

【対戦相手が愛知県をホームにするチームなのに、ごめんね!】

2008年1月19日土曜日

旭川滞在日記~その1

皆さん、昨日は旭川へ移動後、2件の新年会があり、ブログをお休みさせて頂きました。

ごめんなさい!

本日より旭川滞在日記として連載でご報告をさせて頂きます。


昨日は午後三時よりJA当麻蔬菜研究会の新年会がJA本所で盛大に行われました。

弊社グループより、森哲を代表として矢萩、

グリーンネット北海道を代表として佐々木、石井の両巨漢コンビの出席でした。

この会には今回3選を果たした

菊川当麻町長様も出席なされ、お祝辞を述べておりました。

また、若輩ながら矢萩も来賓の挨拶をさせて頂いたのです。

このJA様とのお付き合いは、今年で本格的にお取組みをさせて頂いてから4年目を迎えます。

取組み1年目はJA様より直接お客様へ出荷して頂くコンテナ台数を50台(250トン)と設定

2年目は100台(500トン)、更に3年目は150台(750トン)と設定させて頂き、

両者の努力の賜で何と・何と総て達成してしまったのです。

もちろん生産者の皆様方の努力、各部会の役員様方の努力があってのことです。

そして4年目の今年は【200台(1000トン)】の設定を勝手にしちゃったのです。

これは北海道の農産物の出荷期間を考えた場合、はっきり言って不可能に近い数値ではあるのですが、高い目標を設定し、それに近づける努力をお互いにする必要があるからです。

この強い意志をJAの皆様方に理解して頂き、今年の秋には多分、いや必ず200台達成記念祝賀会を開催している事でしょう!

矢萩はその個人的な目標を達成するために、
下心を全く知らない、佐々木・石井を連れてきたのでありました。

だって、販売するのは僕でなく、彼らだも~ん!!
そして・そして明日は本日行われるJA当麻プレゼンツ~でんすけカップ(プロバスケットの公式戦)の開催模様を皆様方にご報告をさせて頂きます。
是非、お楽しみに!
                                     
*写真は菊川町長とのショットです。






2008年1月17日木曜日

営業の魔法より

皆さん、本日は私が読み終えた【営業の魔法】という本の抜粋をご紹介します。

この本の表紙には

【この職業を通して誰を幸せにしたいのか?】と書かれており、

弊社のグループの昨年度の最終課題であった

【皆さんは、青果物を通して何を売るのか?】

に、ちょと似通った副題が付いてあったのです。

魔法その1

瞬間の沈黙

から

魔法その11

肯定暗示法

まで、営業に関する11の手法を、営業力のある人間とその人間を慕って勉強を教えて頂くと言う、

二人の会話をストーリー形式で描いたものであり、2時間もあれば読めるものである。

その中で矢萩が心に残った言葉を、皆さんにご紹介したい。

【営業とは、お客様の問題を解決するお手伝いをすることです。

  そして、お客様と成長の感動を共有する使命を持っています。】

②アメリカの心理学者であり哲学者だったウイリアム・ジェイムス博士の言葉が引用されており

【幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せだ】

*日本にも笑うかどには、福来るという同じ意味の言葉がありますね。

【心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。

  習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる】

*これは行動は感情に従っているのではなく、意志の力で行動をコントロールできると云う意味らしいです。

これ以外にも、一つ一つの魔法がとても素晴らしく、直ぐには応用(対応)はできないかもしれませんが、是非皆様も読んでみては如何でしょうか?

きっと・きっとお役に立つ本ですよ!

矢萩節では、今後も【矢萩節ライブラリー】に星を付けて掲載致しますので、是非ご注目下さい!





2008年1月16日水曜日

新年交礼会

皆さん、昨日は弊社のお取引先様であります、L社様とA社様の新年交礼会が午後一と夕方に分かれてありました。

どちらも北海道内の企業であり、大手本州系列と激しくバトルを繰り広げている企業ではありますが、どちらも優秀な業績を収めております。

両社の規模の格差はかなりありますが、お互い違った路線で勝負に臨み、それぞれが力を発揮しております。

L社様は講演を主体に行われ、

【企業力強化のためのコスト&エネルギーマネジメントのポイント】と題して、
コスト削減総合研究所の代表である村井哲之様が一時間半に渡ってお話をしてくれました。

ポイントは

①コスト削減は「経営」と「現場」、「組織」と「人」の隙間を埋める最高のミッションのひとつである。

②コスト削減には黄金律があり、「調達改善」「運用改善」「設備改善」の順番を守る

③調達改善は企業で使用するあらゆる間接資材の購買単価の最適化(電子入札等を利用)

④運用改善ではまずは徹底した電力の見える化で一点突破から全面展開へ(ガス・水道・紙等)

⑤人類共通かつ最大のコストとは時間である

⑥IT社会に潜む4つの罠(わな)~金と時間の浪費~

*会議室からパソコンと椅子を取り去れ(時間短縮としっかりとした議論ができる)

*社員はパソコンで遊んでいる(年間1%~10%の人件費が無駄、実際にはこの倍)

*電子メールが時間を奪う(メールを読んで元の仕事に戻る動作に21秒のスイッチングロスが)

*オフィスからパソコンを無くせ(無駄取りにはIT化は×)

⑦Rethink(リ・シンク)が大事

*コピーは使うな

*残業はするな

*パソコンは使うな

上記の事柄を無くす為、それではどうしたら良いのかを考える事がリ・シンクである

⑧コストを削減すると優秀な人財が集まる

⑨コストを削減すると地球が喜ぶ

⑩世の中で、唯一不変なものは【変化】である



矢萩はお話を聞きながら弊社に当てはめてみました。

口ではコスト削減せよと盛んに叫んではいるが、具体的な行動を全く指示していないし、その確認(進捗管理)もしていない。

結局は先頭に立って、真剣に取り組んでないと言う事に気付かされた講演であった。

①~⑩までは賛否両論があろうと思うが、自社にあったコスト改善を是非、皆様方も心がけて欲しい。



夕方から行われたA社の交礼会は約800名が一度に集う大きな懇親会であり、
グループの社長の年頭所感が毎年話題になるのだが、今年は例年と違い、一風変わったものであった。

【明るく楽しく前向きに戦うインフレファイター、愛と力で正義をつらぬく】

というもので、今時の世相や今後の商売のあり方を良く反映しているものではないでしょうか。

過去に述べておりました、八ヶ岳連峰経営や3極から2極への時代へと言った戦略的な言葉が影を潜め、非常に素晴らしい言葉として、矢萩は受け止めました。

それはある意味ではここ数年の難局を越えてきた自信と、
今後の景気失速が懸念され、違った角度の消費が興ってくる
これからの時代を先読みしているものだと。

2008年1月14日月曜日

気になる記事②

皆さん、今回も前回に引き続き、矢萩節が気になる記事をお伝えしたいと思います。

1月12日(土)~北海道新聞社様記事より

日本に巨大「都市鉱山」

金6800㌧・銀6万㌧

家電製品などに含まれている金、銀やインジウムなどの希少金属は、リサイクル可能なため

「都市鉱山」と呼ばれているとのこと。

日本国内の蓄積量は世界有数の資源国といえる規模だとする試算結果を、物質・材料研究機構(こんな機構があるとは・・)が12日までにまとめたとある。

金は約6800㌧、銀は約6万㌧で、それぞれ世界の埋蔵量の何と・何と約16%、約22%に相当するとの記事ではないか。

又液晶などに使われるインジウム(私は始めて聞いた金属名だが・・)世界の埋蔵量の約61%にも上がったらしい。

天然資源として産出する国と比べると、金、銀、鉛、インジウムは世界最大の資源国より多かったとある。

1月12日(土)~北海道新聞社様記事より

佐賀北V支えた 13行

福岡の詩人山本さんの作品集

「ピンチの裏側」 ヒット

昨夏の甲子園大会を制し、全国4081校の頂点に立った佐賀北高ナインが、心の支えにする一遍の詩があるとのこと。

「ピンチの裏側」という詩で、「神様は決して ピンチだけを お与えにならない」という書き出しで始まるこの13行の詩が好調な売れ行き続けていると書かれている。

矢萩節は、是非皆さんにこの詩をご紹介したい。

「ピンチの裏側」

神様は決して

ピンチだけをお与えにならない

ピンチの裏側に必ず

ピンチと同じ大きさのチャンスを

用意して下さっている

グチをこぼしたり ヤケを起こすと

チャンスを見つける目がくもり

ピンチを切り抜けるエネルギー

さえ失せてしまう

ピンチはチャンス

どっしりかまえて

ピンチの裏側に用意されている

チャンスを見つけよう

1月11日(金)~日本経済新聞社様記事より

松下

社名「パナソニック」に

ナショナル廃止 ブランドも統一

松下電器産業は10日、2008年度の経営方針説明会を開き、社名を国内外で製品ブランド名として使っている「パナソニック」に十月一日付けで変更すると発表したとある。

又、国内で使用している「ナショナル」ブランドも09年度末までに廃止、

ブランドをパナソニックに統一するとも。

次の行には、矢萩節(多分全国の人々も?)が思ったことが、やはり書かれていたのだ。

国際的な知名度を高めるため、

1918年の創業以来使ってきた創業者松下幸之助氏の名前を社名からはずすと

果たしてそれで良いのかと・・・

自社でもないのに、つい寂しくなる人達がたくさんいるんじゃないかと。

大坪文雄社長は

「ノスタルジーにはひたれない」と。

いよいよもって、松下幸之助氏の名前も消えてしまうのだが、

国際的なブランドの価値向上を図り、企業を成長さするには、致し方ないのかとも、考えさせられる記事であった。

弊社も、創業した森下哲氏の名前を取って、47年間「森哲」と名乗っており、

規模は天と地ほど違うが、松下と同じ様なことが起こらないとは限らない世の中である。

松の下も、森の下も、どちらも混沌とした日(本経済)の下にある企業だから・・・・。

気になる調査結果


「矢萩節」の気になる記事。興味深い結果である。

最近入手した産経リビング新聞の調査結果(生鮮食品の買い物と安全性意識調査)がここにある。そのエッセンスを紹介したい。詳細の内容は「やっちゃばアライアンス」で報告する予定であるが、レポートの見出しを書き出すと次のようになる。
□「安全な食品は高い」を6割が容認
□主婦の選択に「食費格差」の波
□食品の値上げが続く中、5割の家庭が食費5万円未満
□「食の安全性」9割が不安
□「安全な食品は価格が高い」と6割が容認、しかし、安全性より価格を優先させる人も35%
□生鮮食品でチェックするのは「生産地・原産国」
□国産ブランド、顔の見える食品、トレーサビリティ・・・・「価格が変わらないなら。優先的に購入したい」

興味深いコメント
ニンニクー“高いなあと思います。でも中国産は買いたくないし。結局ガーリックパウダーを購入するようになった”(大阪・34才)
レモンー“大分産、熊本産のスダチで代用”(熊本・35才)
ブロッコリーー“アメリカ産の倍の値段だと買うのをやめたくなる”(愛知・31才)

今回の調査で判明したことは生鮮食品の安全性についての意識と行動は食費額に大きく左右されると言うこと。分析では食品の安全性がはたして付加価値であって良いのか疑問を投げかけている。「普通の価格で当たり前に安全な食品を買いたい」という主婦の願望、でも食卓の安全性にある程度目をつぶって自分を納得させている主婦がいる。これのような傾向に供給者、販売者はどのように応えるのか?昔「貧乏人は麦を食べろ」と暴言を吐いた首相がいた。「貧乏人は“危険”を食べろ」なのだろうか?

考えさせられる調査結果である。(MT-IT)

気なる記事①

皆さん、本日より先週1週間の各種新聞記事の中で、私が気になるもの、皆さんに伝えたいのもを何点がご報告致します。
今回は1月10日(木)の日本農業新聞社様の記事より抜粋

’08年売れ筋農産物 本紙調査
【一押しは健康・国産】の見出しで、今年売れそうな品目をその理由も併せて記述しておりました。
安全・安心志向を反映し、食味に加えて栄養面などを重視した品目が人気を呼びそうだと。

野菜(上位3位迄)
1位 高糖度トマト
2位 ブロッコリー
3位 パプリカとアスパラガス

果実(上位3位迄)
1位 りんご(シナノスイート)
2位 マンゴー
3位 りんご(シナノゴールド)
とあり

消費者が野菜に求めるキーワードは「甘み」・「健康」・「調理の手軽さ」
この特徴がよりはっきりしている品目が売れ筋野菜の上位に並んでいると。

果実では甘みを重視する傾向がやはり強いと。
そして果実は女性が消費の鍵を握るといわれる。
その女性に人気のあるマンゴーが、3位に食い込んでいると。

私が思うに・・・・

野菜の1位から3位までは結構価格が高い商品だという思いが強く、
ブロッコリーを除き、そんなに流行する商品とは思えないのだが・・・・
多分、流行る(売れ筋)商品=量販できる商品であるという、
我々の偏った認識とは違うものであると感じるが。

果実の1位から3位までも私の感覚とは全く違ったもので、
1位・3位にりんごが入るのが不思議でたまらない。
過去の経緯を考えた場合、りんごは皮を剥かなくてはいけなくて、非常に不便な果実であり、
消費が一番減退している品目と教わってきたからだ。
2番目のマンゴは確かに昨年は宮崎ブームの煽りで流行ってはいたが、
国産品の価格が異常に高く、一般消費者にはまだ・まだ手が届かない商品であることは間違いないと考える。

野菜・果実において、
「健康」・「国産」のキーワードは正しいと思うが、
その商品がコモディティー商品(通常商品)に浸透しなければ
絶対駄目ではないかと考えるのは自分だけだろうか?!

皆さんの意見を是非聞いてみたい!

北海道・東北のように、可処分所得の低いエリアだけの物の考え方なのか・・・


2008年1月13日日曜日

EARTH~地球~

皆さん、昨日は早朝のグループ役員会を終えた後、夕方から始まる幹部新年会までポッカリと時間が空いたので、S社・S常務に教えてもらった今年の話題作である【アース】を見てきました。
このお話は・・・・
約50億年前、地球に巨大な隕石が衝突し、23.5度も傾けてしまったこの衝突事故こそが、この星に生命が誕生する瞬間であったという、渡辺謙さんの素敵なナレーションから始まり、北極から、途中赤道直下のアフリカを経由し、南極までの地球の今現在の姿を映し出しているドキュメントであった。
パンフレットによると、製作に5年、撮影日数のべ2000日、撮影場所全世界200ヶ所以上だと。
その現在の地球の【環境破壊】や温暖化による【環境異変】
北極では1頭のホッキョクグマを、アフリカ大陸ではアフリカゾウの群れを、南極ではザトウクジラの親子を通し、生命のドラマとの平行描写で伝えております。
最新の撮影技術の素晴らしさに、渡辺謙さんの素敵な声がマッチし、非常に地球を憂える深刻な映画ではあるのだが、何故か爽やかな気持ちを持って見れるものでもあった。
(この爽やかな気持ちになった理由は後ほど解ることになるのだが・・・)

一番ショッキングであった最後のナレーションでは、

地球温暖化がこのまま進めば、ホッキョクグマは2030年、あと22年後には絶滅すると言うくだりである。
この2030年というのは、今私が住んでいる北海道では2030年問題といわれ、政治・経済に大きな転換期を迎える年なのだ。
それは、人口減数が今と比べて約100万人弱減り、約450万~460万の人口となり、
夕張に次ぐ破綻市町村の続出、出店(進出)ラッシュによる供給過剰とその出店(進出)の反動による中小企業の倒産の増大、第1次産業がメインの北海道が抱える弱点である深刻な担い手不足等など、大変な事が起きますよ!という年なのである。
このことはいきなりその年に起きるのではなく、もう既に進行しているものでもあるのだが、
中々その解決策は見いだされてはいない。
地球環境の変化といい、政治・経済の変化といい、暗い雰囲気が漂ってはいるが、
我々が扱っている青果物を通して、又我々が微力ながら応援しているスポーツを通して、
少しでも社会に貢献する事により、問題の解決策のお役に立ちたいと思う今日この頃です。

昨日の映画は90分間という短い時間でしたが、矢萩の目をゆっくりと閉じさせ、次第にこっくりと
考え?させてくれるものでした。

そして、最後のナレーションが私を呼びます。

父さ~ん、終わったよ~!っと。

もしかして・・・・

本当に1番ショッキングだったのは渡辺謙よりは、息子の呼びかけ!ではなかったのか??

2008年1月12日土曜日

異業種交流会

皆さん、昨日私が何故か?会長を務めている
【レラカムイ北海道を応援する異業種交流会】の第2回目が盛大に行われました。
参加人数も40名程に膨らみ、講演会あり、懇親会あり、抽選会ありの大賑わいでありました。
もともとのきっかけは、
弊社のコンサルタントであったH先生より、レラカムイ北海道の運営母体であるFANTASIA(ファンタジア)の水澤社長様をご紹介頂き、
彼女のスポーツ事業を通して、閉塞寒のある暗い北海道を活性化したいと云う、
熱い・熱い想いに頭と心を打たれ、この会を立ち上げることになったのです。

昨日の内容を簡単にご紹介しますと・・・・
第1部の講演会は、
もちろん矢萩節で何度も・何度も実名で登場しております
吉本平史(ひろし)先生の【ホスピタリティ マネジメント】と題しての
御公演(この字の通り)
まさに吉本ワールド舌好調で参加会員は釘付け状態、目が点!!

*お前らぁ~、本当に楽しく、勉強になるだろ~、でも先生が目立ち過ぎて俺の影が薄れてくわ。

第2部のレラカムイ北海道の近況報告は、
水澤社長からの経過報告と後半戦の意気込みをスタッフゥ~の皆様から熱く伝えられました。

そしてお待ちかねの第3部は、
これが言葉に言い表せないほど、本当に凄かったですね。
まずはチアのダンスショーでオープニングが、
引き続き選手全員と東野ヘッドコーチまでが飛び入りで、我々の所に来てくれたのです。
会場全体が感激ぃ~状態で興奮の坩堝と化しちゃったのでした。

*さながらガキと一緒の状態です。

更に・更に選手一人一人が抽選のくじ引き&プレゼンターになり、
当選者の皆様には熱い握手と記念撮影のサービス付きではありませんか!!

不満どころか、満足を飛び越え、感動を得て、更には感謝の念で一杯になる
矢萩節命名【ホスピタリティの三段活用】を見事に達成した瞬間でもありました。

自分もちゃっかり東野ヘッドコーチからサイン入りTシャツをゲットしたまでは良かったのですが、社員に見つかり、しっかりと没収されたのでした。((悲しぃ~です。))

今回、この会に参加して頂いた会員の皆様、FANTASIAの皆様、
森哲グループの皆様、
そして忙しい中全員で駆けつけて来てくれた東野HCはじめ選手の皆様、
本当に・本当にありがとうございました。
このブログを通して、皆様方全員に感謝を申し上げます。

が・・・・何で、どうして選手がいるんだ?今は天皇杯の真っ最中ではないのか?
おい、いるってことは???

まぁ~今回の敗退だけは、この会に免じて許してあげるよ。

でも・でも後半戦は会の存続より私の立場にも係るので、
絶対・絶対勝ち続けようね!

2008年1月11日金曜日

年頭所感

皆さん、1月8日の日経新聞の記事に企業トップの年頭所感というものがありました。
上場している大企業の社長さん達のお言葉でありますが、大まかに言って三つの分類に分けてありました。
一つ目は

危機感を語っていた人

二つ目は
環境を語っていた人

三つ目は
イノベーション(革新)を語っていた人

各社長さん達の言葉は差し置いて、皆さんが今年の向かい風にあおられる事を懸念しての発言が多かったと記しております。

そして最後に三菱UFJニコスの大森一広社長が年頭あいさつに引用した言葉が書いてありました。

【疾風にけいそうを知る】

皆さんどういう意味だと思いますか??
それは・・・・
激しい風が吹いてこそ、丈夫な草が見分けられると云う意味だそうです。

我々青果物の流通業界は、まさにこの言葉がピッタリと当てはまる一年になると予測しております。
その為に弊社は18年度より少しずつ大地に根を張った仕事を心がけ、全国の同士と手を取り合い、逆風に打ち勝つための、強固なアライアンスを組んでいきます。

全国の賛同して頂ける皆様、是非一緒に戦いませんか?!

決して・決して
【湿布に係争を知る】??ような事にはしませんから。

2008年1月10日木曜日

初体験

皆さん、昨日は休市で会社自体はおやすみ。
何もしないでボッケ~っと一日を過ごそうと、朝寝坊を決め込み、
布団の中でまったりとしていたのですが・・・・
それが・それが、まんまと嫁の【悪巧み】に引っかかってしまいました。
その悪巧みはと言うと・・・・
彼女は当日、友人らしき人とランチの約束をしていたものと思われます。
自分がランチに出かけるのに、旦那と子供(中一の息子)が邪魔だったのか?
又は出ずらかったのか?は定かではありませんが・・・・

彼女は我々2名を吹雪の戸外に放り出す
【大放出作戦】を密かに立てていたのでありました。
それが題名にもあります【初体験】へと繋がったのです。

何と・何とそれは近郊の山中で行われる、
【ホーストレッキング】だったのです。
彼女は以前、友人と乗馬に行った経験があり、
我々にもついでにその経験を味わってもらおうと早朝に予約を要れ、
布団に包まっている我々に、こう告げたのでした!

2人して馬に乗っておいで、予約は私がしてあるから

時間は・・、場所は・・だからっと。

そんなこんなで、身包み剥がされ、放り出された我々2名からなる小隊は、【八甲田山死の彷徨】の如く、猛吹雪の奥深い山中に迷い込みながらも、無事初体験を済ませたのでありました。

吹雪の中、約1時間ほどのトレッキングではありましたが、素晴らしく、有意義な、そして楽しい一時を過ごしてきたのです。
我々は彼女に感謝の言葉を申し上げます!
ありがとう!と。

でも・でも君が戻ってきたのは確か夕方6時前だったよねぇ?
結局、俺達二人は5時間以上も家に放ったらかされたってことかぁ~??
まんまとアンタの術中にハマッタわ。

2008年1月9日水曜日

フードマイレージ


皆さん、この言葉知っておりますか?
矢萩節で以前に出てきた言葉なのですが、余り聞き馴れない言葉ですよね?
JALやANAのマイレージならば良くご存知だと思いますが、
結構それに似た様なものなのです。
新春の日経MJに載っていた記事から、この言葉を簡単に紹介すると・・・

食べ物が収穫されてから口に入るまで、どれだけの距離を運ばれてきたかを
示す指標が
【フードマイレージ】だ。
輸送距離と重量をかけて計算し、数値が大きいほど【環境負荷】が大きい。
中田哲也・九州農政局消費生活課長によると、日本の輸入食糧のフードマイレージは2001年、約9000億トン・km
単独の国としては最大規模で韓国や米国の約3倍、英国やドイツの約5倍だ。
「大地を守る会」が運営するHP「フードマイレージ・キャンペーン」は、
食材70品目のフードマイレージを公表。
国産を選んだ場合、輸入するよりどれだけ二酸化炭素(CO2)を削減できるかを数字で確認できる。

と記述されていた。
又今年は「環境」が消費を動かす歳になるそうで、大企業とされる各社長さん達の意見も一致している。
日経MJの見出しの
【エゴイストからエコイストへ】は今年のキーワードとなる言葉ではないでしょうか?!
皆さんも自分達でできる範疇でエコイストへ変身しては、如何でしょうか??
そう言っている自分は洗髪するシャンプー・リンス・水の削減、ドライヤーの電気を削減する為に
頭丸めたもんねぇ~!!
ん??これってちがくねぇ~

2008年1月8日火曜日

5人とは・・・

皆さん、先日読んだ雑誌の中に坂本光司(法政大学大学院MBA客員教授)さんという人の【経営語録】というコラムがあり、その中に【企業経営者とは5人に対する使命と責任を果たす事である】と書いてありました。
その5人とは
1人目は社員とその家族(経営者は彼らを幸せにする使命と責任がある)

2人目は下請け企業・外注先(日本経済の土台を支えている)

3人目は顧客(商品とサービスを通じて、顧客を幸せにすることは企業使命)

4人目は地域社会・住民(自社の存在を喜んでもらい、地域にはなくてはならない企業となる)

5人目は株主(企業の出資者であり応援団ともいえる)

であり、ここで取り上げた1人目から5人目は、重要度の高い順になっているそうです。
アメリカでは10年以上も前から株主が最優先されてきた。
これに対し日本では顧客第1主義を唱える企業が主流。
だが、これは間違いで、顧客に感動的価値を提供するのは自社の社員であると、ズバット切っております。またかつての市場は顕在化していたが、近年の価値ある市場・顧客は潜在化している。
それ故、その市場を創造するのは社員をおいてほかにいない。
その社員が会社に不平不満を持っていたら、市場を創造したり、顧客を感動させるサービスを提供したりできるわけがない。
だからこそ5人の中で最も優先すべきだと!
そして最後のとどめが・・・・
経営者がその使命と責任を果たす為には、会社を私物化したり、人事・給与面で親族を優先したりしてはいけないと!
そういえば昨年の偽装した企業は総てとは言わないが、最後の言葉にピッタリと当てはまっていたような・・・
矢萩にとって、このコラムは【弊社が推進しているESを更に推進し、高めよ!】と言う天の声のように聞こえたのでありました。
*写真は今年ヒットしそうな本です。(品格流行ではありますが)

2008年1月7日月曜日

天声人語から


昨日1月6日の朝日新聞天声人語からの引用 「現代っ子の食生活を『ニワトリ症候群』と呼ぶそうだ。一人で食べる『孤食』、朝食を抜く『欠食』、家族がバラバラのものを食べる『個食』、好きなものばかり食べる『固食』。頭を取ればコケッココとなるからだ。新しい年、ニワトリの鳴かない日が一日でも多くなればいいと願う」 この症候群現代っ子だけ?怖いことに大人もこの症候群に冒され始めているのでは?国が進めようとしている食育なんて何の効果もないのかもしれない。むしろ我々食の源に近いものの方が効果的な食育ができそう。また、挑戦したいことが増えた。(MT-IT)

地球危機2008


正月4日、テレビ朝日で「地球危機2008」という4時間番組をやっていた。全部見たわけではないが、たまたま見たのがコンビニ弁当の箇所。500円の弁当のため世界のあらゆる国から原料、シャケ、鶏、インゲンなどが調達される。それを日本に持ってくるまでの移動距離をFood milageという。この500円の弁当のために延べフードマイレッジは16万キロになるという。この間排出される二酸化炭素は膨大。自給率が低い日本は海外からの食材調達に頼らなくてはいけない。でも、その反面地球温暖化を進めている「犯罪国」になってしまっている。

これだけで驚いてはいけない。二酸化炭素をばらまきながら調達して製造した弁当のうち年間2,000万トンが「賞味期限きれ」という名目で廃棄されている。このほとんどが焼却処理、つまりここでも二酸化炭素を空気中にばらまく原因を作っていることになる。コンビニでは沢山弁当が並んでいることが売上につながるとのこと。つまりディスプレー効果をねらった弁当が沢山あるということ。それが2,000万トンの中にどの程度占めているかわからないが、かなりの割合であることは想像が付く。

さらに愕然とするのが、世界には8億人もの人が飢餓で苦しんでいて、その人たちに年間約1,000万トンの食料援助が行われていること。つまり日本はその倍の食料を無駄にして、そのうえ二酸化炭素をばらまいていることになる。

このような現実に目も向けず、素人芸のTV番組に笑い転げている多くの日本人を見ると、絶望感に襲われる。ただ、あまり目立たないが、草の根では食に対する活動=食育も活発になってきている。詳しくは昨日発売の「ソトコト」というLOHAS系の雑誌にいろいろな取り組みが紹介されている。

それにしても我々青果業界に居る人間も断髪式をしているだけではなくこの「食糧」に対する問題を真摯に受け止め、できる範囲の対策を講じないといけない。これこそ地球へのHOSPITALITY。(MT-IT)

2008年1月6日日曜日

新年早々、涙そうそう~裏話


皆さん、昨日のブログで正月早々からヘマをこいたお話をさせて頂きましたが、それには【油断大敵】という四文字熟語が存在したのでした。
それはと申しますと・・・
4日に、5日の朝礼を指示した私は午前中から年頭の挨拶を考え、S執行役員+S取締役2名の誕生日の景気付けにクラッカーを準備し、受け狙い(これ本当です!)の坊主頭にもなり、尚且つ着ていく背広まで段取りして、準備万端の状態で床に就いたのが22時前後だったと思います。
もちろん目覚まし時計のアラームをAM4時にセットして。
どちらかというと寝付の良い私は直ぐに夢模様になり、何故か火災の夢をみ、一生懸命消火活動をしているではありませんか。ただその手段というのが何と・何と立・・で火を消しているのです。
いくら・・を掛けても、掛けても火は消える訳でもなく、逆に膀胱の辺りがパンパンになってくるではありませんか。
そうなんです、自分の尿意がそんな夢を見させていたのです。
その激しい尿意で目を覚ましたのが、AM3時頃。起きるにはやや早かったのですが、身を清める為にと思い、風呂を沸かして入浴し、すっかり温泉気分になっちゃって、出てきたのが4時前後。
着替えるにはまだ・まだ早く、次にやらかしたのは読書であります。
一応、年間20冊を目標に掲げている私は既にY先生より紹介された1冊を読み終え、年末の酒の席でS社S常務に読めと脅された【生物と無生物のあいだ】という極上の科学ミステリーと副題の付いた、なんか凄~く難しそうな本をカッコつけて朝っぱらから読んでしまったのでした。
これが・これが間違いの元だったのです。
字は小さいわ、文章は難しいわで、

すっかり脳みそは休眠状態に陥り、湯冷めした身体は仮死状態となってしまったのです。その悲惨な結末は、皆様が既にご存知の通りでございます。

本日矢萩は何が言いたいんだって??
そんな事決まってるじゃないですかぁ~!!
こんな難しい、訳の分からぬ本を教養では無く、強要したS社S常務に
文句を言いた~い。
総て悪いのはアンタだよ~っと。
ウケ狙った俺のオチかえせぇ~!

2008年1月5日土曜日

年明け早々、涙そうそう

皆さん、ちょっと聞いてください。新年そうそうヘマこきました。
情けなくて、虚しくて、おまけにお恥ずかしくて、逆に黙ってはいられません。
本日5日は我々青果業界の市場開きで初市の日です。
本当に一年のスタートとしてはとっても・とっても【神聖な日】なのに、それなのにやらかしてしまいました。
何がって?
       一番やってはいけない、絶対やってはいけない遅・刻です。

弊社は毎週月曜日にAM6:00から市場事務所にて朝礼を行っており、
本来ならば本日は朝礼日では無いのですが、一年のスタートである本日に朝礼をする事の意義を示したい(もちろん社長の存在意義!!)ため、昨日担当部署のI次長に6時より朝礼を行うと言い切ってしまったのです。
矢萩は翌日の朝礼を楽しみに、一人でニヤニヤしながら挨拶を考え、景気を良くした方がもっといいなぁ~と思い付き、クラッカーを100均で8本も買ってきたのでした。
しかし矢萩の遊び心はそれでは物足りず、5日に誕生日を迎えるS執行役員を驚かす為に、会社の金庫に大切に保管しておいたプレゼントを渡す計画を密かに立ててしまったのです。
その為に、何と300km以上も離れた実家に帰省中の管理部A課長に対し、絶対4日迄に俺の机に置いておけぇ~!とメールで恫喝したのでした。
多分彼はそのメールの直後、雪道を脱兎の如く札幌へ向ったことでしょう。
5日の日中に渡せば事足りるものを・・・・
そんな健気な社員に対して正月早々、迷惑をかける社長は社長失格です。いえ、人間失格です。
今年の社長の言葉【ホスピタリティ】の精神は何処にいったのですか??
と、方々から聞こえてきそうです。
社員の皆様に深く・深くお詫びしてもお詫びの仕様がありません。
そんな事で、矢萩は頭を綺麗に・綺麗に丸めてきました。
身を持って反省の態度を社員の前に表したくて、見せたくて・・・・
でも・でも・・・・
本当は今朝の受けを狙って昨日に仕込んでおいたものなのです。
まさか・まさかぁぁ~お詫びの丸刈りになってしまうとわ。
ほんまに、情けなかぁ~!!

*【年明け早々、涙そうそう】一巻の終わり。
明日の第2巻はデレクターズカットノーカット版にて放映致します。

2008年1月4日金曜日

今年の手帳は


皆さん、昨日やっとのことで今年の手帳ができあがりました。
平成12年より手帳を持ってスケジュール管理等(殆どが飲み会の予定)をしていたのですが、昨年からは自分の手で装丁し、1年間のビジョン、キーワードまでを書き込み、スケジュール&行動指針手帳として活用しております。
1日のスケジュール確認をはじめ、運勢の果てから名文句まで書き込んでいるMy手帳はまさに矢萩の聖書そのものであり、お守りでもあるのです。
そんな手帳の
1ページ目には・・・
1年間の毎月ごとの運勢を貼っており、悪い事のみに赤線を引いて注意しております。
2~3ページ目には・・・
会社の企業理念を手書きで。
4ページ目には・・・
仕事と個人のビジョンを各々7項目。(現状では個人が5項目しか埋まっていない)
そして最後のページには・・・
私の一番好きな言葉であり、我が嫁から昨年教えて頂いた言葉
【自分を正しくコントロールできないかぎり、責任のある、高いポジションにはつくことができない】
というフレーズを書き記しております。
この言葉は経営陣や管理職にとって、なんて重い・重い言葉ではないでしょうか。

そして最後にもう一つ
【ビジネスは立ち止まったら終わる。一人ひとり、常に成長を心がけよ】
というフレーズも書き記しております。
この言葉はアメリカのマクドナルド本部に掲げている言葉だそうで、
マック創業者のレイ・ロックの自伝である【成功はゴミ箱の中に】から勝手に戴いちゃった言葉です。

矢萩は、毎日二名の神々から授かった言葉をお経のように何度も・何度も読み返し、フレーズの意味はそっちのけで、女神(嫁)の偉大さ?!に怯え、マックの美味しさ?!に喜びを感じながら日夜仕事に励んでおります!

結局は自分の言葉(信念)は何一つ無いということなんだなぁ~??
俺って、まさに下僕人生かぁ~?

2008年1月3日木曜日

今年のキーワード


本年度も既に3日が過ぎようとしておりますが、皆様方は如何お過ごしでしょうか?
私は昨年末より本年度のキーワードを探しまくっておりましたが、ぴったりとくるものがやっとありました。それは昨年吉本先生(我がブログに何度も登場する人物)の講座で教えて頂いた、
【ホスピタリティ】と云う言葉です。
ホスピタリティには、思いやり・親切心・心からのおもてなし等の意味があり、我々のやっちゃば業界にはやや不釣合いな綺麗な言葉として捉えがちではあります。
がしかし、森哲グループのモットー《国内外の恵みを新鮮・安全・タイムリーにお客様に提供し産地・消費者と笑顔を共有する事を追及していきます》を実践していくには、まさにドンピシャな言葉ではありませんか!!
通常この言葉の代名詞としてリッツ・カールトンやディズニーランドが真っ先に思い浮かぶと思いますが、人類の生命の源である【食】に係っている我々こそがこの言葉を大切にしなくてはいけないのではないでしょうか!(やや哲学的??)

リッツ・カールトンが大切にする
サービスを超える瞬間(かんき出版 高野登著)
という本があります。
その本の中に
・どうすればお客様に感動を与えられるのか
・従業員が誇りと喜びを持てる職場環境とは何か
・お客様が言葉にされない願望を先読みして満たすためのチームワークとはどういうものなのか
豪華な建物と完璧なサービスマニュアルがあっても、こうした企業の熱いパッションが根底に流れていなければ、ホテルが宿泊産業の域を超えることはない。
企業の【心】と【魂】が従業員を通してお客様に伝わって、初めてホテルは、ひとつのブランドへと昇華されるのです・・・・とありました。
矢萩はこの文章を何度も・何度も読み返しました。
・自分のいる会社に置き換えて、
・自分のいる業界に置き換えて、
・自分のいる家庭に置き換えて、
・・・・読み返して出た答えは、ただ一つ。
自分は思いやりや、親切心や、おもてなしを人に与える事は全く何も考えていなかった。
それらは総て自分が受け取るものだと・・・・
この大きな反省・気付きのもと【ホスピタリティ】を実践すべく明日より行動開始いたします。
だから・だから、本日までは王様で居させてくださいなぁ。

2008年1月2日水曜日

ミッション(使命)多き1年


平成20年も昨日よりスタートし、私にとって最も課題が多い1年間がスタートしてしまいました。
そんなミッションを幾つかご披露したいと思います。
第1は
会社の経営陣として4月の決算まで無事計画を達成する事
⇒8ケ月を過ぎ、現状はやや厳しい感がありますが、12月の戦いを振り返れば残り4ヶ月での挽回も可能と判断しております。戦力充実し、充分力を発揮してくれるものと信じております。
営業軍団、宜しく頼むぜ!

第2は
個人的な課題ですが、減量の維持、筋力アップでムキムキマンへ変~身する事
⇒昨年の10月から73kgあった体重を12月31日迄という期日を設けて65kg以下という課題を無事クリアー(64,8kg)しました。
ただこれは節食して達成したもので、体の緩み(ブヨブヨ感)はお恥ずかしい限りであります。
よって気分でジムに通うのではなく、家庭で独自に行おうと考えております。
期日は2月末迄と一応期日は指定しており、イメージは小島よしお風?イエ~♪♪
矢萩ファミリー、宜しく頼むぜ!

第3は
これが最も厳しい課題で一番実現に程遠いいものなのですが・・・・
⇒MBAを2年間かけて取得する事です。これは今後の弊社の舵取りの為最も必要なスキル、資格と考えているのですが、セミナーや聴講と違って時間とお金があれば叶う物ではなく、国立大学の試験(社会人枠)を受け、尚且つ合格しなければ入学できません。
もしまぐれで入学ができても、授業についていけるか?社業との両立ができるか?会社は認めてくれるか?などなど難問が山積しております。
昨年は心が折れ断念はしていたのですが、たまたま昨冬MBA養成セミナーで知り合った吉本先生(MBA取得者)にも背中を押されたような気がしたので、挑戦しようと思います(私、意外と単純な性格)
代表取締役会長&取締役会、宜しく頼むぜ!
いや、代表取締役会長様
今年の矢萩の【マイチャレ】として社員の模範となりますので是非・是非認めて下さい。
もしもまぐれで2年間で無事卒業したならば、【受験料&教科書代&2年間の授業料】の請求は規定通りさせて頂きますので、絶対お支払い願います。
お約束ですよ~!

でも・でも矢萩には会長の声が天の声の様に聞こえております。
お前、生意気な事を言ってる前に本当に入学できんのか~?
お前、生意気な事を言ってる前に本当に卒業できんのか~?
っと。
正しく会長の仰るとおりでございます。
とりあえず今年1年宜しくお願い致しま~す。

2008年1月1日火曜日

一番乗り


明けましておめでとうございます。社長より先のアップです。 昨年後半からMTグループのITコミュニケーションを担当させてもらいました。当初は即商売に結びつかなくては、という我々からしてみれば初期IT革命的な考え方を社長は持っていました。今もまだ脳裏に少しこびりついていると思います。でも、今はその考え方が半年という短い期間の中で変化しています。社長と私の共通認識はこのITという訳のわからないものを通じて社員の情報に対する意識変化を起こし、より広い社会へ目を向けてもらおうと言うことです。 現在MTグループサイトの新着情報はすべて社員からあがってきたものです。当初HPを立ち上げたとき避けたかったのが更新されない、いわばデッドHPでした。私どもがこのMTサイトを立ち上げた際心の隅にこの不安がよぎりました。でも、半年後の結果を見るといい意味で裏切られました。 いままで「やっちゃば」という閉鎖的な社会でにのみ目を向けていたところがあります。これからその閉鎖的社会からもっと広い社会へ目を向けないと生きてはいけなくなります。そのディバイスとしてITが存在します。この技術は日進月歩どころではありません。日進年歩です。ただ、その技術におぼれることなく自社に適したものと取り入れながら広い社会へ船出しようと思います。 森哲グループの英文スローガンはALWAYS STEPS AHEADです。絶えず数歩先を歩んでいく・・・・・での正直しんどいときもあります。