2007年12月26日水曜日

食の簡便化(IT担当-J)


はじめまして、MTグループのIT担当のJです。このところ当社の矢萩が飲んだ、喰った、失敗したで吠えまくっているのでちょっと違った角度からの書き込みをさせていただきます。

今朝の日経MJで気になる消費分析の記事が載っていました。記事の内容の総論は「確実に食卓メニューの簡便化が40代以下の年代で進んでいる」というものです。この傾向は長年言われていたことです。この記事でおもしろかったのは、今までの主婦は「何を作ろうか」から献立を考えていたのが、今は「何を食べようか」が献立の起点になっているとの指摘です。つまり「何をつくろうか」は素材ありきの発想。「何を食べようか」は結果ありき。つまり、その結果を出すためには外食でも、ホカ弁でも、冷食でもかまわないことになります。これを青果に置き換えると、別に生鮮野菜でなくても、冷凍野菜、冷凍食品でもかまわないことになります。生鮮野菜の消費は年々下降しています。その背景に今回の記事の指摘のような要素も含まれると思います。

このような傾向を止めることは不可能です。でも、「何を作ろうか」という発想を「食育」を通して、少し復活させることもできるのではないでしょうか?別にこのような消費傾向を嘆くつもりはありません。大事なのはこれを現実として受け止め、それに我々が対応することです。日頃の忙しさにかまけて、実際商品を購入している消費者の実態を忘れていることがすごく怖くなる今日この頃です。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

やっちゃば日記もこの記事のお陰で、何か品がよくなった気がしますね。
路線の転換ですか?
近頃は国家の品格とか女性の品格とか、品格と言う言葉が持て囃されているみたいですが・・・
そろそろ青果業界の品格を論議したいものですなぁ~。
何々??お前の品格が一番最低だって!
仰るとおりです。

匿名 さんのコメント...

いいえ、あなたの品格は数年前に比べ改善してます。言い換えれば、その頃のあなたはひどかったということ・・・・・・青果業界の品格ですか?むづかしい話題ですね。